映画「ヒックとドラゴン2(仮題 / 原題:How to Train Your Dragon 2)」の日本公開を求める署名運動が現在change.orgで行われているのですが、なんとそこに同作品の監督であるディーン・デュボア氏本人が降臨し、監督自ら署名とコメントを残していくというサプライズがありました。
前作「ヒックとドラゴン(原題:How To Train Your Dragon)」は、ドリームワークス製作の3Dアニメーション映画。残念ながら日本での興行成績はイマイチでしたが、映画ファンの間では「傑作」「最高!」と評する声も多く、続編である「ヒックとドラゴン2」も日本での公開が心待ちにされていました。
そして迎えた2014年4月、ついに待望の「ヒックとドラゴン2」が全世界で公開に! ――なったのですが、日本での劇場公開予定についてはアナウンスなし。5月……6月……7月になっても一向に上映される気配はありません。えっ、もしかしてこのままだと日本は劇場公開なしですか!? ちょっとちょっとそんなのヤだよカンベンしてよ! ということで立ち上げられたのがこの署名運動だったのでした。
しかし残念ながら、これまで5000人近い賛同者が集まっていたにもかかわらず、今もって公式の動きはなし。そんな現状を見かねたファンの一部がTwitterでデュボア監督に突撃、「日本でこんな署名が行われているよ」とリプライを送ったところ、デュボア監督の目にとまり、今回の署名に至ったようです。
「私たちの作品が伝統あるアニメーションの国で公開されようとしていることを光栄に思います。日本のアニメーションは私に大きな影響を与えました。特に宮崎駿は私のヒーローです。日本のファンの称賛と情熱に感謝し、少しでも助けになれるよう、この署名に私の名を加えます」(デュボア監督)
当然、これまで地道に署名運動を続けてきたファンは、この突然のサプライズに大喜び。残念ながら今も劇場公開について配給会社から正式なアナウンスは出ていませんが、今後も累計1万人を目指して署名活動は続けていきたいとのこと。
いつか活動が実を結ぶ日が来るといいですね……っていうか僕だって劇場で見たいぞ「ヒックとドラゴン2」!!!!
(池谷勇人)
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