ワンダーフェスティバル2014[夏]が7月27日、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された。
注目を集めていた展示の1つが、すでにねとらぼでも紹介した、萌えフィギュアに応用できる電動ロボット素体。開発したスピーシーズの春日知昭社長に話をうかがうことができた。
グッドスマイルカンパニー(グッスマ)ブースで展示していた「MF201」は、素体に入っているワイヤーで動かすことでさまざまなモーションを再現することができる。このMF201は少ない動力で動かすことを試した同社のプロトタイプの2作目。かつて欧州でオートマタと呼ばれる機械じかけの操り人形が生み出されたが、MF201は言わばオートマタのルネサンス的なものだとのこと。
グッスマがこの技術に興味を持ち、来場者の反応などを見るために展示を行っているそうで、この先どのように製品化するかは反応を見て方向性を決めるという。
なお、ほかのドールメーカーとも接触しており、例えば外装をドールメーカーに提供してもらったり、3Dプリンタなどで自作するようなものも面白いのではないかと話していた。
このほか、ワンフェスには人気アニメ・ゲームのフィギュアなどが多数展示されていた。
グッスマブースを取材中、ちょっと気になる人を見つけた。日本のエロゲが大好きなスイスのラユンさんで、Twitterでエロゲなどに囲まれた部屋を公開しており「スイスのエロゲ王」と呼ばれている。
現在はグッスマのドイツ語圏での展開の手伝っており、日本で仕事したいと日本語を猛勉強中。彼が日本語でツイートしているのはその勉強も兼ねているようだ。今回の日本滞在は4週間で、コミケではエロゲを買いまくりたいと意気込んでいた。
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