「闇を抱えたアーティストであるか」などを出演基準にした、鬱(うつ)をコンセプトにした音楽フェス「鬱フェス」が9月23日にTSUTAYA O‐EAST(東京都渋谷区)で開催される。主催は6月にアルバム「鬱くしい国」を発売したバンド・アーバンギャルド。
鬱フェスは新たなフェスのあり方として、“夏フェス焼けが絶対似合わないであろうインドアなリスナー”を対象に、“夏フェスになかなか呼ばれない・呼ばれても大抵はアウェーであるグループ”がライブを披露するイベント。出演アーティストは筋肉少女帯やサカモト教授、上坂すみれなど、主催が“闇を、病みを描くことに長けた”とする10組だ。
アーバンギャルド代表の松永天馬さんは開催にあたって、「悲しみや絶望をうたうことで、逆に生きる勇気を与えてくれる音楽だってあるでしょう」「フェスという言葉に拒否反応が出る人にこそ来てもらいたい」などとコメントしている。
チケット料金は予約が4000円、当日が4500円(ドリンク代500円別)。イープラスでの先行予約(抽選)期間は7月26日から8月3日まで。
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