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 あなたは味覚の鋭さ「味覚力」に自信がありますか? 早速ですが、簡単(?)味覚力チェック!

 1%濃度の砂糖水(水100cc+砂糖1グラム)をご用意ください。コップ半分強の水+小さじ3分1の砂糖が目安です。何も知らない人がこの砂糖水を飲んだら、どんな味がすると答えるでしょうか? 「甘い」に決まってるじゃないかというそこのあなた……甘いです!(砂糖水だけに)

 我々の調査では「甘い」と答えた人はなんと全体の7〜8割程度で、残りの人は「しょっぱい」「酸っぱい」などと答えました。

 味覚の感度が鈍くなってしまっている人は意外と多いんですよ! ご家族やご友人に試してみてくださいね。

味覚力を高めるには?

 テストで「味オンチ」認定を受けてしまった人、安心してください。味覚は1週間単位で変化していくと言われています。味覚が正常だった人も油断せず、日々味覚を鍛えましょう。今日からできる、味覚トレーニング方法を紹介します。

1 味の種類を意識する

 ただ「おいしいな」というのではなく、味覚のプロ気分でコメントしてみましょう。「甘味と酸味が強いが、わずかな苦味がアクセントとして感じられる……」なんて。味を意識して味わうことで味覚神経が活発に働くようになります。

2 味を記憶してみる

 1の応用版になりますが、味を記憶してみましょう。「この前食べたカレーよりも甘味が感じられて食べやすいな」というレベルで構いません。味についてコメントし合いながら食べるともっと効果的ですよ。

3 複雑な味を楽しむ

 単純な味のものばかり食べていると、使われない部分の味覚神経は鈍くなってしまいます。同じ運動では同じ筋肉しか鍛えられないのと同じです。バランスよく全身を鍛えるように、複雑な味わいの食べ物で味覚をまんべんなく鍛えましょう。

4 舌を薄味に慣らす

 これはとても重要なことです。濃い味に慣れてしまうと味覚が鈍るだけでなく、糖分や塩分を取りすぎて健康を害してしまうことも。全体に薄味でもだしなどのうま味をしっかり感じる食事をすることで、薄味に慣れて行くことができますよ。

 いかがでしたか? 味覚を鍛えて健康でおいしい食生活を送っていきましょう♪

筆者「味博士」紹介

鈴木 隆一:AISSY株式会社代表取締役社長、慶應義塾大学共同研究員(兼務)。慶應義塾大学理工学部卒業、同大大学院理工学研究科修士課程修了。大学在学中よりシステム開発の受託などを行いながらSFC研究所研究員も兼務。大学院修了後、慶応義塾大学から出資を得てAISSY株式会社を設立。

味覚や食べ合わせの研究を行い、メディアにも多数出演。通称「味博士」。

最新著書として、『日本人の味覚は世界一』(廣済堂新書)、他にも『味博士のぜったい太らない食べ方』(日本文芸社)『「味覚力」を鍛えれば病気にならない』(講談社)がある。


本稿は「味博士の研究所」を加筆・修正をして掲載しています。



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