蒙古タンメン中本は7月15日、日清食品と共同開発したカップ麺「北極ラーメン」を、セブン&アイグループで発売した。「辛さの中に旨みあり!」を掲げる同店が、辛さにおいて“販売できるギリギリ”を再現した商品で、まず間違いなくカップ麺史でトップクラスの辛さを誇る。価格は181円(税込)。
北極ラーメンは、同店自慢の「辛うまスープ」の最高峰。通常の「蒙古タンメン」をはるかに上回る辛さで、元々は裏メニューだったが、今では一般メニューとして一部ファンから絶大な支持を得ている。カップ麺化にあたっては、常連客にも納得してもらえるよう最大限配慮したという。
商品の上ふたには「辛味成分のカプサイシンは刺激が強いので、小さなお子様や、辛味が苦手な方の飲食には十分ご注意下さい」と注意書きがあり、「極辛オイル」は別入りとなっている。このため、初心者や辛さに慣れていない方には、極辛オイルを入れないことを推奨している。
筆者が実際に食べてみたところ、極辛オイルを投入すると、汗がどっと吹き出す辛さになり、スープの完食は困難だった。とはいえスコヴィル値(唐辛子の辛さをはかる単位)数百万の“デスソース”とは異なり、「辛さの中の旨み」は事実だった。覚悟して挑戦する分には大きなリターンが得られるはずだ。今夏一度は試してみるといいかもしれない。
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