ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)の通信教育サービスなどを利用している子どもや保護者の個人情報が外部に流出した問題で、通信教育事業を手掛ける「ジャストシステム」が流出情報を利用してダイレクトメールを発送していたと一部報道された。
ジャストシステムは報道を受け、「当社もしくは当社と推測される表現を使用して、ベネッセから流出した個人情報を、当社が悪意を持って利用したかのような報道がなされました」と、ベネッセから流出した情報と認識して利用した事実はないと発表した。
ジャストシステムは名簿業者から個人情報を入手したが、これがベネッセから流出したものとは知らなかったと説明している。
ベネッセは7月9日、登録している顧客の個人情報約760万件が流出したと発表。最大約2070万件の個人情報が漏えいした可能性があり、「特定のデータベースから何らかの形で外部にお客様情報が持ち出されていたことが判明した」と明らかにしていた。
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