ニコニコ超会議の出張版「ニコニコ町会議」が今年も7月から全国9カ所で開催される。ユーザーから開催希望地を募集し、応募のあった825の市町村から選ばれた。昨年台風の影響で中止となった東京都檜原村、山口県豊北町も含まれ、檜原村には“ラスボス”こと小林幸子さんが出演する。
「全員主役」を掲げた超会議と同様、町会議も主役にユーザーを据える。当日のメインMCには地元のニコニコユーザーを起用。地元の人やユーザーが主体となって作り上げる「町まるなげひろば」も新たに設け、特産品や「作ってみた」などの作品を展示する。各地の祭りとも連携し、文化交流や地域活性化を図るとしている。
そのほか主な出し物は、カラオケ大会「町のど自慢・歌ってみた」、踊り手によるダンスレッスン「町踊ってみた」、ボカロPなどがやぐらの上のDJブースでボカロ曲を披露する「町VOCANICO」など。大人気のゲーム実況ブースでは「Minecraft」「地球防衛軍4」「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」といったタイトルをプレイする。
今年の町会議はスズキがスポンサーとなっている。同社が提供した5台の「スズキ ハスラー」は改造され、中継カーとしてだけでなく、特注のたこ焼き器を内蔵した「たこ焼きカー」、モニターやペンタブレットを内蔵してお絵かきできる「似顔絵カー」などに変身。すべての開催地をめぐる予定だ。
6月25日にニコファーレで開催されたドワンゴの発表会には各地のお祭り担当者やゆるキャラが集結。「宇和島ハワイアンフェスティバル」の実行委員会がハワイアン衣装で「アロハ〜」と陽気に呼びかけたり、「角舘祭りのやま行事」の担当者が(ほかの地域の人にとっては通訳が必要なレベルの)お国言葉を披露したりして会場を盛り上げた。
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