プラスチックのフタをかぶせたカップに入ったコーヒー飲料も最近は多く見かけるようになりました。いわゆるチルドカップコーヒーと呼ばれているものなのですが、あのフタ、なんのためにあるかご存じでしょうか。
Twitterのかなこさん(@kanakopabo)の投稿で話題になったフタの意外な使い道(現在は非公開)。水滴がたれるのを防ぐコースター代わりにも使えるのかと、驚いた方も多いでしょう。一般にはストローぐちを固定するためや、衛生上口をつける部分をなるべく露出させないためのフタだと思われておりました。
なるほど、そんな使い方もあるのかと森永乳業さんに聞いてみました。森永乳業は1993年にはじめてチルドカップコーヒーとして「マウントレーニア カフェラッテ」を発売したメーカーです。実は話題になっているフタの水滴防止の利用方法については「想定外」とのこと。そうなんですか?
当初は、ストローの差しぐちを固定するためや、衛生面を考慮した結果のフタでした。また、ショップで飲むコーヒーのイメージもフタに込めているんだとか。そしてフタをデザインする際、輸送や陳列することを考慮して、重ねることもあるだろうとフタの上部とカップの底面がぴたりとはまるようにしたのだそうです。
なるほど、だからコースター代わりにもできるわけですね。購入者から思ってもいなかったフタの利用方法が寄せられ、森永乳業さんも喜んでいました。
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