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 ソニーが自分を自分できれいにできるロボットの特許を出願しています。

 この特許(出願番号No. 20140074292)は家事ロボットのような、人間の家などで働くロボットに関するもの。この種のロボットは内蔵カメラでさまざまな物体を認識しますが、カメラのレンズが汚れてしまうと正確な認識ができなくなってしまいます。レンズが汚れているのか、手(ものをつかむ部分)が汚れているのかの区別がつかなくなり、汚れた手でものをつかんでしまう可能性も。

 ソニーの特許はこうした問題に対応するため、ロボットがレンズや手の汚れを認識できるようにするというもの。レンズが汚れているのか手が汚れているのか、汚れなのか傷なのかを、カメラで撮影した画像を比較して区別し、汚れを拭います。

 この特許は2012年に米特許商標局に出願され、今年3月に公開されました。同社は出願の背景について、高齢化社会により、看護や家事をするロボットのニーズが高まっていると説明しています。この技術が実際に商品化されるかはまだ分かりませんが、自分で自分をきれいにできる家事ロボットが誕生したら重宝されるのではないでしょうか。

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