デンマークの中部に位置する都市・オーデンセの街なかで先頃、約700年前に使用されていたとみられる、木のたるを使ったトイレが発見されました。
発掘されたたるトイレは今もなお「すさまじい悪臭」を放っており、トイレの中身も良好な状態で残されているそうで、当時の人々が食べていたものなど中世ヨーロッパの暮らしを知るうえで重要な資料として学者らによる解析が行われているそうです。
ちなみに1300年ごろの日本は鎌倉や室町時代にあたり、糞を肥料としてつかうために汲み取り式便所(いわゆるボットン便所)ができたのもこのころだと言われています。
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