オタクな女子をコミカルに描いた、東村アキコさんの少女マンガ「海月姫」が実写映画化される。主人公・月海は能年玲奈さんが演じる。公開は2015年12月。
「海月姫」(1〜13巻、以下続刊)は講談社の月刊誌「KISS」で2008年から連載され、累計発行部数270万部を突破した人気作。「このマンガがすごい!2011」オンナ編第3位に選ばれたほか、2010年にはフジテレビ「ノイタミナ」でアニメ化された。
舞台は男子禁制の共同アパート「天水館」。クラゲをこよなく愛する主人公・月海をはじめ、自らを“尼〜ず”と称するオタク女子たちが暮らしている。そこに、女装が趣味の美男子・蔵之介が出入りするようになり奇妙な友情が芽生えていく。初めてのメイクやときめき……蔵之介の影響で変わりはじめる月海の前に天水館の取り壊しという危機が襲い掛かる。
月海役は能年玲奈さん、蔵之介役は菅田将暉さん、蔵之介の異母兄で真面目な中年童貞・修役は長谷川博己さん。尼〜ずは、池脇千鶴さん、太田莉菜さん、篠原ともえさん、馬場園梓さん(アジアン)が演じる。監督は川村泰祐さん、脚本は大野敏哉さん。衣装デザインはきゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子さん。
能年さんは「どう演じれば見てくださる方に楽しんでいただけるか、今一生懸命考えているところです。私もクラゲを見るのは好きですし、あとウミウシも好きです。そんなところから入っていけたらいいのかな? と思っています。頑張らせていただきます」とコメント。菅田さんは「今ハイヒールを履いて歩く練習をしています」と役作りについて明かしている。
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