宮崎駿監督が企画・制作した「クルミわり人形とネズミの王さま」展が5月31日から1年間、三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)で開催される。
作曲家 チャイコフスキーの「クルミわり人形」のベースとなったドイツの作家 エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマンによって書かれた「クルミわりとネズミの王さま」の不思議な魅力を子どもたちに伝える内容。宮崎監督自らが描き下ろした展示パネルで紹介していく。バレエの舞台を模した造形物や、絵本「くるみわりにんぎょう」のイラストレーター アリソン・ジェイの絵を配すほか、実際にクルミを割ることもできる。
昨年9月、長編アニメ映画の制作から引退を表明後、初の仕事となる。引退を表明した記者会見でもジブリ美術館の展示制作について言及していた。
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