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 昆虫の3DCGを公開しているゼロ工房が、CGの3Dモデルデータの一部を無償で配布している。15種類の3Dモデルデータがダンロードできる。

画像 ゼロ工房で公開している3DCG

 ダウンロードできるのは、「トゲアリ」「ハナノミ」「オオヒラタクワガタ」「アズキマメゾウムシ」「ナミテントウ」「ヨツコブゴミムシダマシ」「モモブトハムシ」「ゲンゴロウ(♀)」「ゴマダラカミキリ」「キマワリ」「オオスズメバチ」「マイマイカブリ」「ハンミョウ」「ゴホンツノカブト」「カブトムシ」。

画像画像 「オオスズメバチ」(左)と「ゴマダラカミキリ」(右)の3Dモデルデータの3面図

 データはダウンロード後、ZBrushなどの加工ソフトで編集したり、オリジナルのキャラクターに改造できるほか、3Dプリンタで出力することもできる(3Dプリンターでは関節の可動部分などデータの作りこみが必要)。データは商用を問わず自由に利用・改変でき、引用元の明記なども必要ない。

 データを配布する理由は、1人でも多くの人に昆虫の形の面白さ、美しさを知って欲しいからとのこと。「ただし、人の心をおとしめたり傷つけるような表現、暴力を助長するような表現への利用には絶対に使わないでください」としている。

 ゼロ工房ではほかの昆虫3Dデータも引き続き公開していく予定。昆虫の造形やCGモデリングに興味がある人も募集しており、「それぞれ自分の得意ジャンルをもって昆虫3Dデータのアーカイブが出来ていけば面白いなあと思っています」と意欲を見せている。

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