昨年2月に急逝した、ゲームクリエイター・飯野賢治氏が最後に企画していたというゲーム「KAKEXUN(カケズン)」のクラウドファンディングがMotionGalleryでスタートした。プロジェクト期間は60日間(5月18日まで)で、目標金額は500万円。
本作では期間内に目標金額が集まった場合のみ作品を制作する、「コンセプトファンディング」と呼ばれる方式を採用。支援は500円から可能で、金額に応じて「開発コミュニティへの参加」「α版ゲームプレイ権」「飯野氏が着用したスーツ」「Warp時代の企画書」といったさまざまな特典が用意されている。
気になるゲームの内容だが、コンセプトファンディングという方式を採っていることからも分かるとおり、現時点ではサイトを見ても具体的な「こういうゲーム」というイメージはまったく浮かんでこない。「四則演算を使い、ユーザー同士でそのスコアを競い合う“アクションアートSF作品”」とのことだが……。
「飯野賢治が教育分野に進出すると決めてから、ゲーム業界に対して別れを告げるべく書き起こした最後のゲーム企画」(MotionGalleryの説明より)という本作。果たして日の目を見ることはできるか。
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