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 女性形ロボットを描いた表紙がネットで議論を呼んだ、人工知能学会の学会誌「人工知能」。このたびその次号となる「29巻2号」が発刊され、その表紙イラストや小特集が前回の議論に対するいい返しになっていると、一部で話題になっています。

画像 「人工知能」29巻2号の表紙(提供:人工知能学会)

画像 こちらは前号の表紙

 前号の表紙イラストは、女性型のロボットがほうきを手にしながら本を開いていて、背中には充電ケーブルらしきものがつながっているというもの。ネットでは「萌えた」という肯定意見もある一方で、「女性差別ではないか」という批判も飛び出ました(批判に対しては人工知能学会は公式サイトでコメントを発表)。

 今号では女性ロボットの姿が見えなくなった代わりに、あるロボットの視点で子どもを認識したイラストになっています。ロボットがほうきと開いた本(中身はヘーゲルの「精神現象学:Phänomenologie des Geistes」)を手にしているところから、どうもイラストの視点は前回の女性ロボットのもののようです。

 さらに誌面では、「『人工知能』表紙問題における議論と論点の整理」と題した小特集を組んでいます。小見出しも「『人工知能』誌の表紙デザイン 意見・議論に接して」や「『人工知能』の表紙に関するTweetの分析」と、表紙イラストが議論を呼んだことをテーマにしているようです。

 Twitterでは今号の表紙イラストや小特集に対して、「いい批判への返しですね」「この表紙論争に対する返しは見事だ。これぞ研究者の鏡」「これは凄い。反応すら研究材料に」など、前号の騒動へのいい返し方だと、今のところ肯定意見が多く見受けられます。

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