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 Twitterなどソーシャルメディア上のデマを自動で発見してくれるシステムを、ヨーロッパのプロジェクト「Pheme(フィーム)」が開発しています。


画像 シェフィールド大学の公式サイト

 オンライン上のうわさが正しいか偽物か、リアルタイムで自動的に検証するというもの。開発しているのはシェフィールド大学が率いる国際的な研究グループで、実用化されればジャーナリストや政府、緊急サービス、保険機関、民間企業などがソーシャルメディア上のあやふやな情報に対しより効果的に対処できるようになるそうです。

 「Pheme」では検証したうわさを「speculation(推測)」、「controversy(討論中)」、「misinformation(意図的でない誤報)」、「disinformation(悪意を持って流したデマ)」の4つに区分します。またうわさのよりどころを見極めるため、情報源がジャーナリストなのか専門家なのか、一般人なのか自動「bot」システムなのかといったように、どこから来たものか自動的に分類。情報源の経歴や背景、SNS上で会話がどのように発展してきたかも徹底的に調べることで、偽情報を広めるためだけに作られたTwitterアカウントなどもすぐに見つけることができます。

 シェフィールド大学のコンピュータ科学部主任研究員・Kalina Bontcheva博士によると、現時点ですでに複雑な課題の多くが解決済みとのこと。ただし情報の真偽をリアルタイムで自動解析するのはまだ無理だそうです。

 海外ニュースサイト「The Telegraph」の2月21日時点の記事では、試作品は完成間近で、システムの最終版は18カ月以内に利用できるようになると報告しています。



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