1980年代の流行歌のような歌詞を自動で作ってくれるシステム「80年代流行歌自動生成システム」が楽しいです。ユビキタスエンターテインメント社長・清水亮さんが開発したもので、自身のブログでも紹介しています。
システムの遊び方は、入力欄に好きなキーワードを打ち込んで「再生成」ボタンを押すだけ。キーワードをテーマにした歌詞が数秒でできあがります。さっそく「ねとらぼ」と打ち込んで作ってみました。
ビバリーヒルズへ行こうって言うオレ
シャネルを自慢するねとらぼ
思い伝え切れなくて
オレを教室から連れ出して
素直になれない
Youとビバリーヒルズ
耳元で囁くねとらぼ
深紅のねとらぼ
ひたすらビバリーヒルズに憧れる歌詞ができました。曲にシンセサイザーが多用されそう……バブル世代真っ盛りというか80年代っぽい! この調子で3番まで歌詞は作られます。「再生成」ボタンを押すたびに違う歌詞がリロードされるそうなので、もう1度、ポチリ。
どうしたらいいの
鯉みたいなねとらぼ
オレのねとらぼ
飛んで行ってしまいそう
オレのねとらぼ
きみだけのねとらぼ
抱きしめてねとらぼ
歌舞伎町のねとらぼ
今度は場末のスナックで流れそうな、昭和歌謡っぽいのができました。3番では歌詞の主人公がなぜかねとらぼを思い返して上野へと発ちます。
このように打ち込んだ単語でランダムに歌詞を作ってくれます。仕組みとしては、歌詞に一人称、二人称、場所の単語名をいれる箇所が設定されていて、アルゴリズムにのっとりながら打ち込んだキーワードやいろんな80年代っぽい単語を組み合わせて歌詞を作っているようです。
清水さんのブログによると、ゲンロンカフェのワークショップ「ノンプログラマー・プログラミング講座」で「楽しいアルゴリズム」をテーマで取り扱ったときにこのシステムを作ったとのこと。「テーマの選択がキモだから、ぜひ遊んでみてください」だそうです。
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