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 見るなと言われると見たくなるのが人情。アメリカで放送禁止になったCMがYouTubeで人気を集めているようです。

 問題のCMは、家庭で炭酸水が作れる装置「ソーダストリーム」のもので、2月はじめのスーパーボウル(プロアメリカンフットボールリーグNFLの優勝決定戦)のテレビ放送向けに、ハリウッド女優のスカーレット・ヨハンソンを起用して作られました。砂糖も少ないしボトル(のゴミ)もないとソーダストリームの魅力をアピールし、最後にヨハンソンが「Sorry, Coke and Pepsi(ごめんなさいね、コーラとペプシ)」と一言。競合製品の名前を出しているとの理由で、テレビ局から放送NGに。

 結局CMは問題のセリフを削って放送されましたが、ソーダストリーム販売元のSodaStreamは「編集なし」のバージョンをYouTubeで公開。テレビで放送できなかったことが話題を呼び、再生回数は1200万回を超えています。

動画が取得できませんでした
編集なしバージョン
SodaStreamの公式サイトでも編集なしのCMをアピール

 放送禁止問題とは別に、ヨハンソンはこのCMが原因で慈善団体Oxfamの親善大使を辞めることに。Oxfamが、SodaStreamはイスラエル入植地の工場で商品を製造しているとして批判していることが理由です。

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