ゲーム機/スマホ用ゲームとも関心は下がる一方――。インターネットコムとNTTコムリサーチが行った調査の結果、「ゲーム機を持っているが今は遊んでいない人」、「スマートフォン用ゲームに興味がない人」の割合が増え続けていることが分かった。
調査対象は全国の10代〜50代以上のインターネットユーザー1069人。男女比は男性53.6%、女性46.4%。
家庭用ゲーム機の利用状況についての質問では、「何らかの家庭用ゲーム機を所有している」と答えた人は全体の54.0%(577人)。そのうち31.4%が「今は遊んでいない」と回答した。この「ゲーム機を持っているが今は遊んでいない人」の割合は調査を重ねるごとに増えており、2012年10月の第1回調査では17.4%だった。およそ1年半で14ポイント増加したことになる。
また「スマートフォン用ゲームに興味のない人」の割合も増えており、こちらも第1回調査では43.6%だったが、今回の調査では58.1%と、やはり14ポイント強の増加となった。
調査ではプレイステーション 4、Xbox Oneの購入意向についても尋ねているが、こちらも前回に比べ減少傾向に。インターネットコムでは「ゲーム機は高機能な最新機種も含め関心が低下し、スマートフォン用ゲームに対する興味も高まっておらず、ゲーム分野全体の地盤沈下が進んでいるのだろうか」と懸念を示した。
今回の調査の詳細なデータはインターネットコムのサイトより購入可能。
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