映画「ゲド戦記」「コクリコ坂から」などで知られるスタジオジブリ宮崎吾朗監督が、2014年秋にNHK BSプレミアムで放送されるアニメ「山賊の娘ローニャ」の監督を務めることが1月31日発表された。宮崎監督がテレビアニメを手掛けるのは初めて。制作・著作はNHKとドワンゴ。
原作は、「長くつ下のピッピ」で世界的に知られるスウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーンのファンタジー小説「山賊のむすめローニャ」。森の巨大な古城に暮らす山賊マッティスの一人娘、ローニャの成長を通して、家族の物語を描く。
宮崎監督は公式サイトで「『山賊の娘ローニャ』は少女の成長物語であるだけでなく、 親子の愛と成長、仲間との絆の物語でもあります。子どもから大人まで、みなさんで楽しんでもらえる作品を目指しています」とコメント。また題字を手がけた、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーは「『山賊の娘ローニャ』は、ジブリで何度も検討した企画です。吾朗君がジブリと親父の元を離れて何をやってのけるのか? その一点に関心があります。それを薦めたのは、だれあろう、この僕だったし」とコメントを寄せている。
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