「あかんwww面白いwww」「目が離せないw」――YouTubeに投稿された海外発の自主制作っぽい萌えアニメ「Senpai Club」が、一部のネットユーザーの間で話題になっています。さっそく作品を見てみると……よく出来てるけど何かセリフがおかしいよっ!
主人公はピンクのフワフワヘアーがもろ萌キャラっぽい女子高生。食パンをくわえて家を飛び出し、途中で男の子にぶつかるといった典型的日本アニメの展開をたどるのですが……目覚ましを止めた主人公は開口一番「ふわぁ、くっそ、ふぁ◯く、遅刻だぁ!」とシャウト。その後も「お前! ホントにおっそいよ! 何するの! バッカですかっ!」など、ジワジワくるセリフが続きます。
さらに、英語の字幕では長々とセリフがあるところを日本語音声では「バカバカバカバカバカ」とバカの連呼で済ませていたり、英訳より日本語のほうが口汚かったりと、セリフ回しに確信犯的なねらいを感じるのも面白い部分。作者は日本のアニメに詳しいものと思われますが……一体何者なんでしょうか。
ちなみに、作品から微妙に漂うコレジャナイ感に対して「風刺がきいている」といった感想を寄せる人も。確かに、流ちょうなセリフをはぎとった結果として日本的量産型アニメの薄っぺらさが強調されているような気もしてきますね。同時に、ぶっちゃけカワイイ女の子がピョコピョコ動いてたらもうそれだけで萌えられる、という気持ちも沸き起こります。
動画のタイトルには「Episode 1, Part 1」と書かれていますが、続編の投稿に期待していいの、かな……?
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