街中に放置されたベビーカー、中はよく見えないけど毛布の下から赤ちゃんの泣き声が。通行人が心配して近づくと、突然悪魔のような形相の赤ちゃんがガバッと起き上がって奇声を発する!
そんな鬼畜の所業ともいえるドッキリ企画が、米国ニューヨーク市のある通りで行われました。「デビル・ベイビー」と名づけた赤ちゃんロボットをベビーカーに仕込み、普通の泣き声で人をおびき寄せ、遠隔操作でロボットを起き上がらせ驚かすというもの。親切な人ほど怖い目に遭うなんて、仕掛け人のイタズラ心が恐ろしいです。
デビル・ベイビーは青白い頭に血管を浮き上がらせ鬼の形相で叫びだすので、近づいた人はほぼ全員大声を上げて身をのけぞらせます。子連れの男性はつい「FU○○!」と放送禁止用語を発してしまうほどの驚きよう。こんなの飛び出したら誰だってびっくりするよ!
さらにドッキリはタチの悪い方向へエスカレート。ベビーカー自体も遠隔操縦できるので、ベイビーが叫びながら通行人へ接近したり、屋外のテーブル席に静かに近寄って急にベイビーが起き上がったりと、あらゆる手口で人々を恐怖に陥れます。最終的にベイビーは歩道で口から白い流動物を放出。苦笑して離れていくニューヨーカーたち。やりすぎです。
手の込んだドッキリは、1月17日からアメリカで上映が始まるホラー映画「Devil's Due」のプロモーション。妻が不吉な種を体に宿してしまう新婚夫婦の物語で、日本でも上映されればドッキリのような恐怖が味わえるかもしれません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.