キングジムは、写真や動画を撮影してデータを自動でPCに取り込める「カメラ付マウス」を1月31日に発売する。価格は4000円。同社によるとカメラ付マウスは「日本初」。初年度で1万台の販売を見込んでいる。
マウスの底面にレンズが付いており、カバーをスライドすると、カメラが起動。マウス横のシャッターボタンを押して撮影する。PC画面がディスプレイ代わりになり、被写体を確認しながら撮影が可能だ。画像データは直接PCに保存され、専用ソフトでトリミングしたり、明るさを調整したり、ペンツールなどで加工したりできる。
PCとマウスはUSB接続。カメラは200万画素で、QRコードを読み取るメニューも備えた。保存形式は、写真がJPEG、BMP、PNGの3種類、動画がWMV、AVIの2種類から選べる。画像1枚当たりのデータ容量は約300〜600Kバイトで「資料への貼り付けやメール添付に適した画像サイズ」となっている。なお音声を録音するには別途マイクなどが必要となる。
同社は「画像の貼り付けが必要なことの多い、ビジネスシーンでの企画書や報告 、学生や研究者が作成するリポート、ネットオークションのページなどを作成する際に、手元で撮影して手間なくパソコンに取り込むことができる」とアピール。「新たな市場の獲得を目指してまいります」とコメントしている。
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