ついにおさい銭もカードで奉納する時代に……!
東京都港区にある愛宕神社が、今年から楽天Edyによるおさい銭奉納に対応し、Twitterなどで大きな話題になっています。Twitterに投稿された、さい銭箱ならぬ“さい銭端末(?)”の写真はこれまでに1万人以上がリツイート。また楽天・中村晃一執行役員も、ブログで「本年は楽天Edyでお賽銭献上ができるように端末を置かせていただきました」と報告しています。
一体どういう経緯で設置されたのか? いや、それ以前にカードで奉納しても御利益的には大丈夫なのか? 気になったので、愛宕神社に電話で聞いてみました。
「はい、(おさい銭を入れる)かわりの行為にあたりますので、もちろん大丈夫だと思います」
詳しく聞いてみると、端末を設置したのは今日(1月6日)から。もともと愛宕神社がある港区は楽天創業の地でもあり、楽天・三木谷浩史社長の申し出で試験的に導入してみることになったのだそう。
「本来神社というのは、皆様におさい銭を持ってお参りに来ていただくものだと思っていますが、最近は窓口などでも『カードではダメですか』という問い合わせが増えてきており、お客様の利便性も考え、選択肢の1つとして取り入れてみました」
現在は試験導入ということもあり、決済手数料などはかかっていないとのこと。Twitterでは「神社でも電子マネーとかの時代なのか……」「もうネット上で初詣してデジタル神社のデジタル神様に電子マネー支払えばいいんじゃないかな」など、時代の変化に驚く人も多かったようです。
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