2013年7月31日に終了した、ソーシャルゲーム「星宝転生ジュエルセイバー」が、公式サイトでちょっと面白いことを始めました。なんと、ゲーム内の全コンテンツ(キャラクターのイラストやセリフ、物語など)を公開し、さらに一部コンテンツについては二次利用も無償開放していくという「全コンテンツオープン化」を宣言しています。
ソーシャルゲームはその性質上、運営が終了するともう二度と遊ぶことができなくなってしまいます。「ジュエルセイバー」はキャラクターのイラストや物語などを重視したゲームでしたが、今ではもう、それらのコンテンツをゲーム内で見ることはできません。それまで有料でサービスしていたコンテンツを無料で公開するというのはなかなか大胆な試みですが、サービス終了後も「コンテンツを残してほしい」というユーザーの声や、「自分たちの実績としてコンテンツを残したい」「関わってくれたクリエイターの助力に報いたい」といった運営側の思いから、今回の「オープン化」に至ったとのこと。
サイトでは現在、ゲーム中で使われていたキャラクターのイラストやセリフ(未公開キャラクターのイラストも!)、ゲームのシナリオなどを無料公開中。二次利用についてのガイドラインは2014年1月にあらためて告知するとしており、現在はカレンダーやTシャツ、マグカップといったコンテンツの「二次利用イメージ」が公開されています。
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