図書出版・教学社は、「赤本」(正式名称「大学入試シリーズ」)が2014年に60周年を迎えることを受けて、特別企画「最古の赤本を探せ」を始動した。
赤本の創刊号が発行されたのは1954年。京都大・大阪市立大・神戸大・同志社大・立命館大でスタートした。しかし同社の社内には創刊号が残っていないため、最古の赤本を募集する。協力者には謝礼も用意している。
募集するのは1954〜55年に教学社から発行された書籍。当時赤本を使った受験生は、現在およそ77歳になっている。また、赤本の表紙が赤系に統一されたのは1965年からで、それ以前は緑や水色などさまざまな色やデザインがあり「赤い本」ではない可能性もある。同社はTwitterで「#最古の赤本を探せ」ハッシュタグを使ってプロジェクトを広めていくという。
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