忘年会シーズンです。そしてすぐにお正月、新年会シーズンがやって来て、お酒を飲むイベントが増える季節です。毎日忘年会続きになってしまう人気者だと、胃腸の不快感や二日酔いでぐったり……なんて日もありそうです。
ヨガインストラクターのなつみ先生に、手軽にできるストレッチを教えてもらう本連載。今回のテーマは「二日酔い・胃もたれ解消」です。ストレッチで体をひねることにより、内臓がぎゅっと締まって胃腸の調子が整えられます。では、さっそく紹介していきます。
身体の外側(お腹・背中)から、軽く内臓のストレッチをやってみましょう。
1. 正座します。
2. 腰を持ち上げ、膝立ちをし、つま先を立てます。このとき、両手をお尻に当ててください。
3. 一度息を吸い、吐きながら後ろにゆっくりそっていきましょう。胸が開いてろっ骨からみぞおちまでが後ろに落ちるイメージです。お尻に手を当てることで腰への負担が軽減されます。あまり後屈しているように見えませんが、これで充分後屈しているといえます。
1. 正座をします。
2. 前屈し、おでこを床につけます。
3. 頭頂部を床につけ、お尻を上げて90度くらいのところで止めます。息を吸い、ゆっくり吐いていきます。このとき、絶対に頭を動かさないでください。首に負担がかかってしまいます。首に違和感がある人はすぐに中止してください。
4. 余裕があれば、手を後ろで組んで伸ばしてください。肩甲骨が身体の中心に寄り、背中・肩のストレッチができます。
5. ポーズを解くときは、両手をつき、頭を戻し、お尻をつけてから両手を伸ばして起き上がりましょう。
うざぎのポーズは、ラクダのポーズとは背中の動きが反対です。ラクダのポーズで締めた筋肉を伸ばすストレッチです。
次は内臓にダイレクトにストレッチをかけるポーズをとってみましょう。
1. 背筋を伸ばしていすに座ります。
2. 息を大きく吸って背筋を伸ばし、吐きながら回転を加えます。お尻は回転しません、お尻と背骨を軸に回転をしましょう。
3. もっとひねりたい人は、途中で一度息を吸い、あらためて背筋を伸ばし、吐きながらさらに回転を加えます。目線も回転の動きに合せましょう。
このポーズはオフィスでも椅子に座ったままできるのでオススメです。
二日酔いや胃腸の疲れを解消するストレッチ、いかがでしたでしょうか。ワイワイと楽しいお酒を飲んだ翌日も爽快な気分でいられるよう、ぜひ試してステキな年末年始を過ごしてくださいね。
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