頓智(とんち)ドットは12月17日、スマートフォン向け拡張現実(AR)アプリ「セカイカメラ」の全サービスを、2014年1月22日をもって終了すると発表した。
セカイカメラは、現実空間に電子情報を重ね合わせるARサービスの1つで、スマートフォンのカメラを通じてエアタグという補足的な情報を見たり付けたりすることができる。2009年9月にリリースされると話題を呼び、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'09/第15回AMD Award」では「大賞/総務大臣賞」を受賞した。
サービス終了に伴い、アカウント情報や投稿されたエアタグなどの情報は全て削除される。公式サイトで自身のエアタグについてエクスポートを受け付けている。エクスポートしたKML形式のファイルは、Google Earthで表示できる。
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