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 「黒子のバスケ」に関する一連の脅迫事件の容疑者が12月15日に逮捕された。

 事件は昨年から続いたもので、黒子のバスケに関連するイベントや商品の販売を中止するよう脅迫状が各所に届けられた。作者の藤巻忠俊さんの出身校に硫化水素入り容器が置かれたり、毒物入りの菓子がコンビニ店頭に置かれたことも。複数のイベントが中止され、書店から関連商品が一時撤去されるなどの影響が出た。警察は一連の事件の容疑者として、大阪の36歳男性を逮捕した。

2012年12月、黒子のバスケ関連が中止となったコミケ会場(「厳戒態勢のコミックマーケット83 「黒子のバスケ」脅迫で空っぽのエリアも」より)

 昨年冬は脅迫事件により、コミックマーケットで黒子のバスケ関連の同人誌およびグッズ等の頒布がすべて中止とされた。コミケ前の容疑者逮捕で、ネットでは「逮捕されてよかった」「安心してコミケに参加できる」との声が上がっている。

 一方で複数犯説や模倣犯について心配したり、「暴力による言論の自由の弾圧がある程度成功してしまった」ケースとして懸念する意見も見られた。

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