一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は、警察庁と合同でシートベルト着用状況全国調査を実施。そのデータを元にインフォグラフィック「シートベルト着用状況2013」を公開した。
調査によると、全国平均のシートベルト着用率は、運転席、助手席で90%を超えたのに対し、後部座席は一般道路で35.1%、高速道路で68.2%と低く、シートベルト非着用の危険性が充分に認識されていない結果となった。さらに高速道路の後部座席シートベルト着用率の都道府県別結果をみると、地域別で格差があることが分かった。ちなみに着用率トップは秋田県の92.0%であったのに対し、最下位の沖縄県は約3倍近く離され32.4%という結果になった。
警察庁交通局によると、自動車乗車中のシートベルト(チャイルドシート含む)着用有無別の致死率は、非着用者は着用者の13.8倍(約14倍)も高いという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.