日々の生活のなかでGoogleの製品・サービスを使うとどう変わるか――を具体的な利用シーンとともに紹介するイベント「A day with Google」が台湾で開催されています。台北市にあるアートスペース「Huashan Culture Park」にショールームが出現。今週末の一般公開を前に、日本を含むアジア12カ国からメディアが取材に訪れています。ねとらぼも現地に行ってきました。
大きな倉庫の一角。突如現れた和室のセットは、昨年スタートしたスマートフォン向けパーソナルアシスタント機能「Google now」を紹介するためのスペースです。
“ググレカス”とはよく言ったもので、今やGoogleで検索すれば大抵のことは分かるわけですが、「Google now」では「聞けば分かる」の一歩先――「聞かなくても分かる」を実現しています。朝には天気予報を、出勤前には電車やバスの時刻表を、夜には明日の予定を、という風に必要としている情報をこちらが尋ねる前に表示してくれるわけです。
今回の出張でも使ってみたのですが、出発前に飛行機のフライト情報が表示されてターミナルを確認できたり(おかげで成田空港駅か空港第2ビル駅か迷わなかった……!)、台湾に到着したら通貨レートや現地の気温、周辺の観光スポットを教えてくれたりと、先回りがすごいです。Google nowで表示される情報は40種類。日本ではダイヤの乱れや地震情報にも対応しています。
「A day with Google」では大きな倉庫を丸ごとショールームに改装していて、先ほどの和室以外にもリビングやキッチン、オフィス、スポーツジム、銀行の金庫室、バリのリゾートをイメージしたセットなどがあり、「Nexus 7」や「Nexus 5」、日本未発売の「Chromebook」といったデバイスを使ったデモが展開されています。
スポーツジムにあった、ツール・ド・フランス公認のエアロバイクはGoogle マップのストリートビューと連動。ペダルをこぐと、画面のなかの景色が変わっていきます。味気ない室内でのワークアウトも少しは快適になるかも……?
最後に紹介するのはキッチン風セット。ここでは、YouTubeに料理動画を投稿している日本人ユーザーochikeronさんが巻き寿司の作り方などを実演し、海外メディアからの注目を集めていました。YouTubeでレシピ動画を見ながら料理を作れば、「塩少々」など微妙なさじ加減も分かって良いですね。
以上、おはようからおやすみまで暮らしを見つめるGoogle先生でした。ショールームは11月22日〜24日まで公開しています(日本から見に行くのはちょっと遠いですが……)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.