チャーハン専門店や麻婆豆腐専門店など、ねとらぼではこれまでいくつもの専門店を取材してきたが、今回は「たまごかけごはん専門店」に行ってきた。
たまご大好き人間にはたまらないそのお店は、秋葉原UDX3階「アキバ・イチ」(東京都千代田区)の「Oh! Saka Bar たまごん家」。おいしいたまごかけごはんを広めたいという気持ちから、開店にいたったのだとか。ちなみに「Oh! Saka」は、朝山良夫オーナーの出身地である大阪にちなんでいる。
ランチメニューは「牛すじ豆腐」(600円)や「豚の角煮」(600円)、「豚のしょうが焼き」(500円)など、すべてワンコイン前後。このメイン料理に、お代わり自由のたまご、ごはん、味噌汁、漬け物がセットで付く。
この日は定番メニューだという「牛すじ豆腐」をオーダー。ごはんが腹ペコ男子にぴったりな大盛り感……。慣れたお客さんになると「少なめで」とお願いし、普通盛りが提供されるのだとか。
お代わりし放題のたまごは、別途カゴに盛られて提供される。「衛生面とおいしさにこだわって厳選した富山県仁光園のたまごと、長野県のこしひかり一番開花を使っています」とオーナー。
ちなみに、たまごかけごはんの「おいしい食べ方」はあるのでしょうか? と聞いてみたところ、セットで付いてくる「粒海苔」の有効活用法を聞くことができた。あまり馴染みのない粒海苔とは、その名の通り粒状の海苔。
つぶつぶの食感を楽しみたい人は、混ぜ合わせたたまごかけごはんの上に載せるといい。一方、しっとりした食感が好きな人は、たまごと一緒に混ぜ合わせてから、ごはんの上に乗せるといい。このように2通りの食べ方が楽しめるらしい。そのほかにも、味噌汁に入れると、しっとりした食感と香りを楽しめる。
筆者は前者の「混ぜ合わせたたまごかけごはんの上に載せる」パターンで、最後に専用醤油をまわしかけ、特徴的な食感を楽しんでみた。気になるお味は……混ぜ合わせたたまごと炊きたてごはんが見事に一体化した中に、適度に濃厚な醤油がアクセントを加えてくれる。うーん……シンプルウマい!
食感はとろーりふわふわ。ごはんが「デフォルトで大盛り」なので、たまごを2つ使う人が多いらしい。確かに、普通のたまごかけごはんが好きな人は、たまご2つがちょうどいいと思う。筆者は途中から試験的に3つ加えてみたところ、ややドロドロした感じに。でも、ドロッとしたたまごかけごはんが好きな人にとっては、ぜいたくでたまらないやわらかさになるはずだ。
夜は300円メニューを中心とした格安居酒屋に変わる同店。昼夜問わず、男性サラリーマンを中心に賑わっている。ちなみに、夜はミニたまごかけごはん(400円)に、しらすや明太子、オクラなどのトッピングを載せて楽しめるそう。たまごかけごはんが気になる人は訪れてみては?
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