プリマハムは10日、自社が販売する「ロールキャベツ(タイ国産)」において、「自主検査の結果、ロールキャベツを巻く帯に使用しているパパイヤの一部が安全性未審査の遺伝子組換えパパイヤであることが判明」したとして販売を停止し自主回収すると発表した。それに対してネット民は販売停止ではなく別の部分に騒然となった。
「え? ロールキャベツを巻く帯ってパパイヤなの?」
てっきりかんぴょうだと思っていた方も多いのではないだろうか? もちろんかんぴょうが使われているロールキャベツもあるが、当該商品の原材料名には「帯状パパイヤ」または「パパイヤかんぴょう」の表記がある。原産国がタイゆえに安価で手に入るパパイヤを代用しているというわけだ。確かに、かんぴょうの原料となるふくべ(ウリ科ユウガオの品種)の果実と似てなくもない。
ちなみに、セブン-イレブンなどのおでんに使われているロールキャベツも帯はパパイヤを使用している。
なお、商品が原因とされる健康被害の報告は出ていない。プリマハムでは該当する商品の回収を呼びかけている。
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