南米のスリナムでみつかった新種のウンカ類が、まるでエイリアンのようだと話題になっています。
体長は約5ミリメートル。まだ幼虫のようです。何と言っても左側にあるふさふさとした光ファイバーのような物体がミステリアスです。実はこれ、昆虫の分泌物なのだとか。いざとなったら切り離すこともでき、捕食者から身を守るための機能だと考えられています。こちらを攻撃させて、本体(右側)は安全なところにジャンプといった感じです。
今回の発見は、生物多様性の保全に取り組んでいるNGO「コンサベーション・インターナショナル」が派遣した科学者たちによるもの。スリナムのジャングルで、多数のカエルを含む60種類を新たに発見したそうです。同団体のFacebookなどで遠征成果を閲覧できます。
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