おおおおおおおお!!!! これはまさに……未来は僕らの手の中!!!!!!
ヘッドマウントディスプレイと感触インタフェース装置を使って、初音ミクと握手ができる夢のシステム「Miku Miku Akushu」を開発しちゃう猛者が現れました。手を模した装置を握り、握手をするように押したり引いたりすると……メガネ越しに映るミクさんが一緒になって動きます!!!
動画を見てみると、ちょっと強く引っ張ったら、ミクさんが「ほぁ……」っていぶかしげな顔をするし、上下にぶんぶん握手したら……ミクさんがニコォォって微笑んでます!!!!!!!! うおおおおおおおおおおーーーーーーーーー! お母さん! ここに! 僕の嫁がいましたのでもう心配ありません!!!!!!!!!
システムに使われたヘッドマウントディスプレイは「Oculus Rift」。目の前に巨大な映像を映しだすだけでなく、ヘッドトラッキング技術で頭の動きと視点が連動します。まさに、バーチャル世界に入り込むためのVR(バーチャルリアリティ)メガネというわけ。下を向けばミクさんの足元が見えるし、前を向けばミクさんの顔が見える……なんて素敵な未来なんだ!!
そして握手の感触を再現するのが3D感触インタフェース「Novint Falcon」です。変形・伸縮するアームの先にグリップが突いた入力デバイスで、利用者のアクションを画面の向こうのミクさんに伝えてくれます。しかも、Novint Falconは内蔵モーターによるフィードバック機能で、3Dオブジェクトに触れた感触や抵抗などを再現可能。これはミクさんの実感がますます上がりますわ……!
同システムがお披露目されたのは、Oculus Riftの世界を一般の人にも体験してもらおうと開かれているファンイベント「Oculus Festival in Japan」の会場でした。出展までの経緯はTogetterのまとめに詳しく載っています。なんでも、Miku Miku Akushuシステムは、OculusRiftユーザーの「@GOROman」さんが「一夜漬け」で開発したものだそうです。たった1日でできてしまうなんて……VRや拡張現実の未来は、研究室や開発現場を飛び出てさらに手軽になって、僕らの身の回りに自然に存在するようになるのかもしれませんね。
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