Twitterは9月26日、災害などの非常時に、各種のお知らせをスマートフォンにプッシュ通知するサービス「Twitterアラート」を日本、韓国、米国でスタートしたと発表しました。
Twitterアラートは、各種機関がTwitter上で発信する緊急情報ツイートに、オレンジのアラートマークを付けて目立ちやすくします。また、該当機関からのTwitterアラートの受け取りを設定画面から許可することで、これらの緊急情報がモバイル端末上の公式Androidアプリまたは公式iPhoneアプリでプッシュで受け取れるようになります。携帯電話番号あてにテキストメッセージをプッシュする機能もありますが、日本では現在利用できないとのことです。
日本では、日本気象協会の「@tenkijp」や、警視庁警備部災害対策課の「@MPD_bousai」など、8つのアカウントがTwitterアラート機能を使いはじめています(詳細:Twitterブログ)。自然災害や大事故などの際に、警告や対処方法や避難経路といった情報がTwitterアラートで届けられることが予想されます。
Twitterアラートが使えるアカウントは順次増えていく予定です。不審者侵入などの情報を伝えるツールとして学校が導入している例もあり、国全体に向けたアラートから地域ごとのアラートまで、幅広い運用が想定されています。
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