ナターシャが運営する「コミックナタリー」では9月18日、マンガ編集者が審査員となる「コミックナタリー大賞 2013」の受賞作品を発表。1位に佐野菜見著「坂本ですが?」(エンターブレイン刊)が選ばれた。
2012年7月〜2013年6月の間に刊行された単行本から100冊を選出するマンガ賞で、昨年は「マンガ秋100」と題し開催されていた。今年は142人の現役編集者が「この1年で刺激的だった10冊」を投票し、1票を1ポイントとして集計。上位100冊(タイ順位につき実数106タイトル)が決定した。
なお、2位には諫山創「進撃の巨人」、3位に桜井画門「亜人」、4位に東村アキコ「かくかくしかじか」、5位に松井優征「暗殺教室」、荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」がランクインした。
「坂本ですが?」の作者・佐野菜見さんは受賞について、「私のような不届き者に光栄な賞をありがとうございます。ダサカッコイイことをただひたすらしている漫画でしたが、担当さんから『スタイリッシュ』の称号を頂けてからこの漫画の方向性が自分の中でも明確に定まった気がします。初の連載で毎回手探り状態でまだまだ技巧も拙いですが、これからも坂本君はダサくなどないスタイリッシュなんだと強い自己催眠をかけながら我武者羅に描いていきたいと思います。選んでくださった編集者様本当にありがとうございました」とコメントを寄せている。
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