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 「艦隊これくしょん」開発運営アカウント(@KanColle_STAFF)は、新設サーバ群「ブイン基地」を投入する予定であることを9月8日に公表した。第10サーバ群として来週中に稼働する予定だ。

艦これ開発運営アカウントが9月8日に第10サーバ群「ブイン基地」の投入を予告した

 史実のブイン基地は、1942年(昭和17年)10月から運用を開始したブーゲンビル島南端にある航空基地だ。主に艦上機を運用する飛行場を有しており、ブインの対岸にあって“艦これ”第9サーバ群としても稼働している「ショートランド泊地」とその東に隣接するバラレ基地とともに、ソロモン諸島方面の最前線基地として重要な役割を果たした(より南のニュージョージア島にムンダ基地を設営したが、わずか6日で撤退。さらに南のツラギは水上機だけが運用でき、かつ、米軍のガダルカナル上陸作戦初日に陥落した。そのため、実質的にソロモン方面の最前線基地といえる)。

 ラバウルとガダルカナルのほぼ中間に位置するブイン基地は、同じ零戦でも二一型より航続距離が短いためラバウルからガダルカナルに到達できなかった三二型でも作戦に参加できたという。

ボードウォーゲーム「決戦ガダルカナル」(翔企画版の一部抜粋)のマップで見る、ブイン基地とラバウル基地とガダルカナルの位置関係(写真=左)。そして、同じくボードウォーゲーム「ブーゲンビル・キャンペーン」(「このシュミゲがすごい! 2013年版」付録版の一部抜粋)のマップで見る、ブーゲンビル島南端にあるブイン基地の位置(写真=右)

 ブイン基地に所属する204空、253空、582空といった零戦と九九式艦爆で構成する航空隊は、ショートランド泊地の水偵隊、バラレの陸攻隊とともに、ガダルカナル作戦からソロモン諸島の制空権を争う航空撃滅戦を1年以上にわたって戦い続け、多くの機体と熟練搭乗員を失った。ソロモン方面の戦いが終盤となった1943年(昭和18年)12月1日時点におけるブイン基地の作戦可能機は「零戦8機、陸攻10機(バラレ所属か?)」しかなかったという記録もある。太平洋戦争で日本が敗戦した主な理由の1つとして、このソロモン航空撃滅戦で、多くの熟練搭乗員を失ったことを挙げる関係者は多い。

 零戦パイロットの多くは、ブイン基地を拠点としており、太平洋戦争の戦記や手記でブインの名が登場する機会も多い。しかし、それ以上に、連合艦隊司令長官の山本五十六海軍大将が前線視察の移動中に乗機の一式陸攻を撃墜されて戦死した場所として、ブイン基地とブーゲンビル島の名を知る人は多い。

 なお、ブーゲンビル島に上陸した米軍に反撃すべく、増援部隊を逆上陸させようと出撃した日本艦隊と連合軍艦隊の間でブーゲンビル島沖海戦が1943年11月2日未明に発生し、軽巡「川内」と駆逐艦「初風」が沈没している。

ゲーム中の「川内」と「初風」。初風はちょうど先日のアップデートで実装されたばかり

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