透明なディスプレイが付いたハイテク定規「Glassified」が海外で開発されました。ペンで線や図形を描いてディスプレイを重ねると、ゲームで遊んだり、図形の面積を瞬時に測定したりできるそうです。まるで魔法のようなハイテクぶりは動画でぜひご確認を。
Glassified: Ruler with transparent display to supplement physical drawing from anirudh on Vimeo.
Glassifiedの機能はさまざまで、例えば矢印と直線を引いてそこにディスプレイを重ねると、矢印の部分からボールが発射され、直線の上をポンポンとはずみながら落ちていきます。また、多角形を描いてそこにディスプレイを重ねると、面積を自動的に測って表示してくれる――といった具合。便利で遊び心溢れるハイテク技術にワクワクします。
作ったのはマサチューセッツ工科大学の研究室「Fluid Interfaces」の、Anirudh Sharmaさん、Lirong Liuさん、Pattie Maesさん。これから数学と物理学の分野において「Glassified」の使用例を解説し、従来の定規にまさる点を議論していくそうです。
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