Googleは、ストリートビューを作成するためのリュック型全方位カメラ「Street View Trekker」を観光団体や研究機関などに貸し出す取り組みを始めました。ブログでは、ハワイでのトライアルの様子が紹介されています。ストリートビューに追加したい場所がある団体は、応募フォームからレンタルの申し込みが可能です。
Street View Trekkerは遺跡や森林など、車がアクセスできないような場所の撮影にも対応します。レンタルの申請が通った団体は、レクチャーを受けた後に自分の足でGoogleストリートビューの素材を撮影することになります。応募フォームでは、団体名や撮影内容、撮影許可の取得についてなど、いくつかの入力・選択項目に応える必要があります。
日本では長崎の軍艦島のストリートビューが作成されて話題を呼んでいますが、こうした貴重なエリアのストリートビュー整備にも、今回の試みが役立つかもしれませんね。
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