バンダイナムコゲームは6月12日より、プレイステーション 3用対戦格闘ゲーム「鉄拳レボリューション」の配信を開始した。ソフトは無料で、1プレイごとに有料/無料の「コイン」を消費する形。ソーシャルゲームのような「スタミナ回復型」の課金システムを採用した点で注目を集めている。
無料コインはアーケードモード用と対戦モード用に分かれており、「アーケードコイン」(60分に1枚回復)は最大2枚まで、「対戦コイン」(30分に1枚回復)は最大5枚までストックしておくことが可能。それ以上遊びたい場合は、回復するまで待つか、有料の「プレミアムコイン」(10枚300円)を使って遊ぶ形となる。プレミアムコインを使った対戦に勝利すると、さらにもう1回遊べる「プレミアムチケット」がプレゼントされる仕組みもあり、ゲームセンターでの対戦に近い感覚も楽しめそうだ。
また、シリーズではじめて「キャラクターの育成要素」を採用している点も特徴。対戦などで手に入れた「強化ポイント」を割り振り、自分好みのキャラクターに育てられるようになった。シリーズのファンからは「公平な対戦ができなくなるのでは」「お金をかけた方が有利ってこと?」といった声もあがっているが、このあたりのバランスがどうなっていくのかにも注目したい。
なお、同じ対戦格闘ゲームでは「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」も基本無料版のリリースを発表していたが、こちらはプレイ自体は無料で、キャラクターを1体400円で追加販売する形をとっていた(紹介記事)。
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