「わ・る・な・らハイサワー♪」でおなじみの博水社が、去る6月9日に「倉庫飲み」を開催した。
2009年にスタートし、今回で8回目を迎える恒例企画。同社が日ごろからお世話になっている人や、地元・武蔵小山で生活している人に声をかけ、博水社の倉庫内で飲めや食えやでワイワイする……といったパラダイスが出現しているらしく。しかも、参加費は無料!
あまりにもな太っ腹な企画だが、きっかけはタモリだった。
「『ハイサワーで有名な博水社の宴会に突入!』という内容で、タモリ倶楽部さんがウチを取り上げてくれたんです。その時は、実際にこの倉庫でタモリさんや井筒(和幸)監督たちと6時間飲み続けました」(博水社・田中社長)
30分番組のロケなのに、6時間! 趣味と実益を兼ねたこの回では、同社オススメの割り方も実践。タモさんは、ウイスキーを「ハイサワー梅」で割った飲み方を好んでいたという。
この放送以来、博水社恒例のイベントとなった「倉庫飲み」。今回は開始時間を午前11時に設定しており、真っ昼間から多くの方がお酒を求めて同社倉庫に姿を現している。雲ひとつないこの日の天候も相まって、その開放感はハンパない。
今回は50人弱のお酒好きが参加しているが、倉庫内の様子を見て一安心。どう考えても50人では飲みきれない量のハイサワーが、そこには控えていた。
もちろん今回のイベントのために、倉庫内はスッキリと整理。スペースを空け、演出として移動販売車も展示されている。
そんなこんなで、もう待ち切れない。そろそろ、乾杯といきましょうか。カンパーイ!
ここからはもう、飲んべえの世界に突入。そのドンチャン騒ぎの様子を、ご覧ください。
倉庫内をグルグル回っていると、明らかにただものではないオーラの大男を発見。……元プロレスラーの木村健悟さんだ!! 現在は品川区議会議員を務める木村さんは、田中社長のご友人でもあるらしい。義理堅さとお酒好きの性分を隠し切れず、この日は姿を見せてくれた。
いいかげん、撮ってるだけじゃガマンできなくなってきた。そこで、正気を保てる“オススメの割り方”を教わり、それをいただきました。
用意するのは、リキュール「ピーチツリー」(キリンビール)と「ハイサワー梅」。比率としては、1:3が目安だ。ゴクッと飲むと……う〜ん、甘くておいしい! 田中社長もお気に入りの、女性にも飲みやすい一品である。
でも、もっとディープなお酒を飲みたいという方はコチラ。なんと、泡盛をハイサワーで割るとイイらしいのです。
「『クセがあって飲みにくい』というイメージを持たれがちなのが、泡盛というお酒です。また沖縄県内でも若者の間で“泡盛離れ”がはじまっているので、まずこの飲み方を試していただきたいんですね」(田中社長)
比率は1:3(アルコール度数によっては1:4)。今回は「島唄」という25度の泡盛を注ぎ、そこに「ハイサワーレモン」を注いで、完成!
じゃあ、これもいただいちゃいましょうか! ……ンマイッ!! で、飲みやすい!!!! 鼻から抜けるテイストは明らかに泡盛なのだけど、フルーティなみずみずしさも口の中で並走している。それでいて、喧嘩していない。これなら、お土産として不意に泡盛を受け取ったとしても安心です。
当日はさまざまな企画も行われている。中でも興味深かったのは、“利きハイサワー”なるコーナーだ。
「他のメーカーさんのもの2つとウチのレモンハイサワーを飲んでいただき、どれが博水社のハイサワーかを選んでもらいます。ウチのは果汁が一際高いので、飲めばすぐ分かると思います!」(田中社長)
後に引けない待ったなしの3択クイズには飛び入りのカップルが挑戦し、結果は彼女さんの方だけが正解!
「それぞれ、甘みがハッキリと違いました。一番甘くなくて、レモンそのまんまなのが博水社のハイサワーでしたね!」(正解した女性)
一方、外れてしまった男性の方には罰ゲームを。社長に思い切りハリセンで叩かれてしまったが、もはや無礼講である。
……とほっこりしているタイミングに、妙なヒーローが現れた。その名は「ハイサワーマン」と言い、銃口を辺り構わず向けまくる物騒な性格をしていた。が、そのコスチュームも相まって、どこか憎めない愛らしさがある。
気が付くと私も完全にへべれけ状態になってしまいましたが、時計の針は午後3時を指している。とうとう「倉庫飲み」も閉幕のお時間ですかね!
帰りにはお土産として、ハイサワー缶やハイサワーTシャツ、「シャリキン」入りの豪華な紙袋も持たせてもらいました。参加費無料なのに!
この「倉庫飲み」は年2〜3回(主に6月と秋)ペースで開催されるとのことなので、縁があればもう一度参加したい。もちろん、仕事抜きで!
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