「ハリー・ポッターに」登場する、誰がどこにいるか分かる魔法アイテム「忍びの地図」。魔法使いでないと使えないのが難点ですが、マグル(魔法使いでない普通の人)であるカーネギーメロン大学の研究者たちが、テクノロジーの力で忍びの地図を開発しました。
同校の「忍びの地図」は監視カメラとアルゴリズムを使って、特定の人の位置を把握し、追跡するというもの。屋内だと壁などの障害物があり、環境は複雑ですが、色や顔認証などを利用して複数の人を判別するようになっています。研究者らは介護施設の「忍びの地図」を作成し、デモ動画を公開しています。本物ほどではありませんが、なかなかうまく動いているようです。
ソースコードも公開する予定で、魔法の使えない私たちでも、忍びの地図を作れるようになりますね。
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