自転車をこぐと、テレビ画面のGoogleストリートビューも前進。フィットネス自転車で世界中をサイクリングする気分が味わえるデバイス「Virtual Cycling」を、キーバリューが開発した。
「Virtual Cycling」は、フィットネス自転車とiOS端末を連動させるハードウェア。端末の画面をテレビに表示させれば、ストリートビューの中を実際に走っているような感覚を味わうことができる。
専用ヘルメットをかぶって体を左右に傾ければ、ストリートビュー内で左右に曲がることも可能。またペダルをこぐスピードが上がると、前方の扇風機が回って向かい風を演出。アウトドアサイクリングの疾走感も仮想体験できる。
センサーを体に取り付けて心拍数や体温などの健康状態を表示したり、走ったコースやスピード、消費カロリーなどをTwitterやFacebookで共有したりすることも可能。室内にいながら、パリやニューヨークの街中をサイクリングできる――。発売時期や価格はまだ発表されていないが、一度は体験してみたいシステムだ。
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