漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターたちをヘアメイクとファッションで表現したオマージュ写真が、資生堂の公式サイトで公開された。製作したのは資生堂のヘアメイクアーティスト・原田忠さん。
作品は、ジョジョのキャラクターをヘアメイク、ファッション、ポージングによって表現したもの。モチーフとなったキャラクターは15人。ジョルノ、徐倫といった主人公格から、ブチャラティ、ディアボロなどの仲間、敵までさまざま。
作品はジョジョへのオマージュとして、キャラクターをそのまま再現するのではなく、原田さんのフィルターを通した表現として製作されている。ミスタの帽子やセッコのスーツを髪の毛で表現しているのは斬新だ。
原田さんは週刊少年ジャンプの第1話からジョジョを読み続けている大ファン。キャラの個性的な髪型、ファッション、ポーズからは、作品のインスピレーションなど多くの影響を受けてきたという。美容の技術によって、キャラを現実で表現しなければならないという使命感に駆られ、ヘアメイク&ファッションによる、今までにない「ジョジョ」を作ることを決意。フォトグラファー、スタイリスト、レタチャーとの4人チームで、およそ2年をかけて15作品を製作した。
ジョジョ作品は、3・4月に開催した個展「原田忠 全部 ver.5.0」で発表し、4日間で約3000人が来場。このたび作品すべてを資生堂の公式サイトにて公開した。ネット上では「こいつぁすげえ…」「美しすぎて変な声出た」と称賛の声が見られ、その様子はTogetterにもまとめられている。
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