今やスマホゲーと言えば「パズドラ」真っ盛りですが、僕のまわりでは現在、あるゲームがものすごい勢いで流行りつつあります。中には「私はこれでパズドラをやめました!」という極端な人も(ちょっと大げさ)。
タイトルは「Candy Crhsh Saga」。長いので僕のまわりでは「キャンクラ」と略している人が多いです。
元々はFacebookで提供されていたカジュアルゲームで、昨年8月にiPhone、Androidでもリリースされて大ヒット(デイリーアクティブユーザーは全世界で5000万人とも)。今年3月にようやくiPhone、Android版が日本語に対応し、そのころから国内でもじわじわと流行りはじめたみたいです。
ゲーム内容は、カラフルなキャンディを3つならべて消していく3マッチパズル。ただし「LINE POP」などと違ってステージクリア型なのが特徴で、「30手以内にゼリーをすべて消せ」とか、「1分以内に2万点獲得しろ」とか、ステージごとに異なるお題が出題され、これを達成すると次へ進める仕組みです。たったこれだけ……なんですが、なぜか気付くとみんなハマってる。
大量連鎖が起きた時の気持ちよさとか、ステージごとに用意された仕掛けの面白さ、あと1歩なのにクリアできねえええ!(=もう1回やればクリアできそう)といったバランスまわりの絶妙さとか、ハマりそうなポイントはいくつもあるんですが、僕が感心したのはマップ画面。このゲーム、ワールドマップが線路状になっていて、自分や友達がどのステージまで進んでいるかが一目で分かるんですよね。
で、20ステージに1回くらい「なにこれ全然クリアできねえええええ!」みたいな「門番」ステージがあって大体そこで2日くらい足止めされるんですが、ほかの人が自分より先へ進んでるのを見ると、「おかしい、あいつにできて自分にできないわけがない……!」ってついリトライしちゃうんですよ。逆にそこを突破できた時の達成感もものすごくて、「お前もやってみろよ!(おれはクリアしたけど)」と誰かを誘いたくなる。もちろん1人で遊んでも楽しいんだけど、友人や知人と一緒に遊ぶともっと楽しい。
「LINE POP」のようにライフやアイテムを送り合ったりする要素もあって、ゆるーいつながりの中でなんとなく協力しあったり、競争しあったりできるのもイイ感じ。ゲーム自体は無料で遊べるので(ライフやアイテム購入などで課金する仕組み)ぜひ友達を誘って遊んでみてはいかがでしょうか。欠点は色使いがアメリカンすぎて、このゲームの後にパズドラで遊ぶとドロップがものすごく色あせて見える点です(笑)。
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