JR吉祥寺駅近くの映画館「吉祥寺バウスシアター」(東京都武蔵野市)で、映画上映イベント「爆音映画祭」が5月31日から始まります。このイベント、映画用の音響セッティングではなく音楽ライブ用の音響セッティングを使った“爆音上映”が特徴です。ボリュームを限界まで上げることで、「爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見えるトリップ感覚」や「大音響でなければ聞こえてこない幽かな音を聴く」といった体験が楽しめるんだとか。何やら楽しそうだ!
爆音映画祭は今回で6回目を迎える恒例イベントとなっており、5月31日〜6月8日の1週間でさまざまな映画の上映が予定されています。注目作品の1つは、今敏監督のアニメ映画「千年女優」。映画の幻惑的な雰囲気を支える平沢進さんの音楽が、大音量で楽しめるというわけです。ほかにも、70年代の名作ホラー「キャリー」や、瀕死のスターリンの放屁の音が必聴という「フルスタリョフ、車を!」など、バラエティに富んだ作品が用意されています。
パニック映画などと相性がよさそうな一方で、静かな雰囲気の作品でも新しい発見がありそうです。興味のある方はイベントの公式サイトをチェックしてみましょう。
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