14年以上前に開発が噂されたものの試作品に終わった、セガ幻のハード「プルート」が、海外サイトGameGavelのオークションに出品されています。
セガサターンにモデム機能を追加したバージョンアップモデルと言われており、現存しているのは試作品として作られた2台だけとも。そのうち1台が出品され、1ドルからスタートした価格は、現在7600ドル(約76万円)まで引き上げられています。
「サターン(土星)」の後継機なので「プルート(冥王星)」。これまではコードネームだけで実物はなかなか表に出てこなかったのですが、先週、プルートの試作品1号・2号の写真や動画を、それぞれの所有者がネットで初公開したことで大きな話題になりました。
今回出品されたのは試作品1号の「Pluto 01」で、出品者であるカリフォルニア在住のkidvid666さんは、5、6年前にフリーマーケットにて1ドルで手に入れたそうです。本体のディスクカバーは閉まらないようですが、ちゃんと起動している様子が公開動画で確認できます。オークション終了時刻は東部夏時間の4月26日正午で、残り時間は1日を切ったところ。極めて希少価値の高いこのハード、最終的にどれだけの値がつくのか気になります。
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