東京・銀座の一角に、4月24日に新たに誕生した、お米のライフスタイルショップ「AKOMEYA」。銀座に和のこだわりのお店というのはしっくりくるが、「AKOMEYA」とはなんぞや? と調べてみると、母体はサザビーリーグらしい。サザビーリーグといえば、レザーバッグのSAZABYを筆頭に、人気セレクトショップのRon Hermanやライフスタイル雑貨のAfternoon Teaなど、洋のイメージのものを提案する企業。カラフルなファッションや雑貨を日本に広めてきた企業が、なぜいまお米なのか? オープン前にチェックしてきました。
店内では、1階には日本酒などの米の加工品のほか、お米を美味しく食べるための調味料や加工食品、2階ではその日常を彩る道具を販売している。やはり米へのこだわりがあるようで、全国からよりすぐりの16種類とオリジナルのブレンド米2種類を計り売りで販売。店頭で好みに応じて精米してくれるサービスもある。
店舗2階の一角には、「ほぼ日刊イトイ新聞」(以下、ほぼ日)の売り場が登場。これはこだわりの視点を持ったモノづくりで、多くの商品を企画販売している「ほぼ日」にAKOMEYA側からオファーし、実現したとのこと。テーマは随時変わる予定で、オープン時は“ほぼ日の食”をテーマにした売り場を展開中。ここでは「ほぼ日」サイトのみで販売している商品を手にとって購入できる。
しかし、「お米のライフスタイルショップ」なのに、パスタもラーメンも売っているというのはなぜなのでしょうか? このようなラインアップになったのは、お店のテーマが米を食べることから始まったものの、食べる環境も大事だという話からどんどん広がり、住環境まで整えるというところまで網羅する形になった結果だとか。
「(AKOMEYAの母体である)サザビーリーグのブランド自体では、海外のものを多く扱うライフスタイルの提案を行ってきました。しかし、社内でも日本の文化に立ち返りたいという声もあったことから、なかでも注目される食文化に注目。日本の食卓で思い浮かぶものといえば、お米であり、炊き立てのごはん。お米の幸せな気分のようなものを提案していきたいというところから広がっていきました」(AKOMEYA広報の八木彩さん)
しかし、「お米のライフスタイルショップ」というだけに、お米のためのグッズの充実度は際立っています。釜や土鍋、しゃもじや茶碗などが厳選されたものが並んでいます。
さらに、かゆいところどころか、かゆくないところまで気遣ったオリジナルグッズも登場。例えば、5キロの米を持ち歩くためのバッグ。入れるものや用途を限定したバッグ作りをコンセプトに掲げるTEMBEAのもので、丈夫な帆布素材のバッグで作られています。オリジナルの日光桧の米びつには、複数のお米を食べ分ける人むけの縦型モデルも制作。
このほかにも、店内で販売する食品や調味料、道具を使用した「AKOMEYA厨房」や、日本酒のカクテルやスパークリングなど、新しい美味しさを提案するスタンディングスタイルの「AKOMEYA BAR」もあり、買うだけでなくその場でもお米の美味しさを体験できます。
店名:AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トーキョー)
住所:東京都中央区銀座2-2-6
電話:03-6758-0270(AKOMEYA TOKYO)、03-6758-0271(AKOMEYA 厨房)
open:買い物 11:00 - 21:00、AKOMEYA 厨房 11:30 - 22:00(L.O. 食事 21:00/飲物 21:30)座席数 27席、AKOMEYA BAR 17:00 - 22:00(L.O. 21:30)
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