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 オランダのバンド「Light Light」のインタラクティブなミュージックビデオ「Do Not Touch」がとても面白いです。サイトを訪れると、ビデオのローディングののち、「あなたのカーソルの動きを記録するから、僕らの指示に従ってみて」という案内が英語で現れます。そして画面には、微生物のようにうごめく無数のカーソルが。

photo なんか出てきた!

 実はこのカーソルたちは、ちょっと前にサイトを訪れた人たちのもの。みんなのカーソルの動きを録画して、ある程度たまったところでビデオに取り込む――これを繰り返して、常に最新版の動画を見せているようです。だから、例えば明日サイトを訪れれば、また違ったミュージックビデオが見れるというわけですね(あまりにカーソルの数が多いので、同じように見えるかもしれませんが)。

 動画内での指示はさまざまです。地図が出てきて、「どの国にいますか」といったアンケート的なものもあるし、「緑の所をなぞってください」みたいな指示もあります。こういうアナウンスに反応して、無数のカーソルがイワシの群れのようにぐわぁっと動き出します。中には指示を無視しているカーソルもあったりして、人それぞれの頭の中をのぞいているような楽しさがあるわけです。

photo カーソルの動きは人それぞれ
photo 日本には電流イライラ棒というものがあってだな
photo 見ろ! カーソルがイワシの群れのようだ!

 そして途中からはバンドのメンバーが登場する実写のビデオが始まります。ボーカルの顔がカーソルで埋まったり、ベースの上をカーソルが踊ったり。そして、うるわしき裸の女性!! あ……見えない。肝心な部分が見えないだろ! 「モデルに触るな」って指示が出てるだろーが!! みんな引け! 引くんだ!! くそぉ…………これが人の心なのか。

photo 実写になった
photo カーソルで前が見えない
photo あ!!!!
photo あぁ……

 それにしてもこの発想、なんだか楽しいですね。ちょっとした非同期コミュニケーション。ニコニコ動画の字幕をカーソルにしたような、そんな感じを受けました。サイトのインフォメーションを読むと、カーソルのインタフェースの終焉が近づいてきたことを記念したビデオ、といった狙いもあるようです。タッチインタフェースが広まって、いずれはカーソルって消えていくんでしょうか? そういう感慨のあるビデオでもあります。

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